しげくま 発達相談室 |
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様々な経緯をたどり相談にやってくる。
「この子の病気は治るのでしょうか?」 お母さんは涙ながらに語る・・ あまり好きな言葉ではないが・・障害を受容するのはなかなか大変なこと・ 時間をかけ障害受容していくのだ。 先輩お母さんの話はそんな心の葛藤を赤裸々に語ってくれる。 重度の障害のAさんとは、10年以上のお付き合いがある。 お母さんとも10年以上のおつきあいだが、毎日が楽しいという。。 「生活は大変・・もう歳だし・・お風呂もトイレ介助も大変だけど・・ なんだかとても楽しいのよね・・」と、よく言う。。 お母さんと彼との間で築いた人生・・障害があっても自分たちを素直に肯定できること。 療育という世界で一緒に戦い続けてきて、僕自身も、仲間的な同志的な絆を感じる。 たくさんの元気をもらうのだ。。 障害受容は・・障害覚知の一側面であって・・ 本人の障害受容・・障害のある当事者の自己に対する覚知 保護者や家族の受容・・身近に接しているパートナーの障害覚知 関係者や第三者の受容と・・社会的に関係を持つ関係者としての障害覚知と・・ 3つの領域で受容があり・・それぞれ絡み合いながら、 発達していくものではないかと感じている・・ 障害の認知過程としての障害受容の研究・・ 実は僕の大学院の修士論文の次の課題として・・ いまもずっと気にしている、暖めているテーマであったりする・ 生涯にわたる発達過程の中の障害を考えると・・ 福祉と心理が僕の中では表裏一体となっている。
by waku-shigekuma
| 2006-07-16 15:43
| 障害とは・・
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